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8月例会案内

日 本 時 計 研 究 会 々 報

平成29年8月(2017.8 No.58-8)
◎ 8月 月例会のお知らせ

日  時 8月10日(第二木曜日)PM6:00~9:00 都合で延長あり
会  場 台東区立上野区民館 401 電話 5815-8612
課  題 前半 「菊野昌宏の時計作りについて」
講  師     独立時計師  菊野 昌宏 氏
  課  題 後半 “時計用精密潤滑 AOオイルの開発とその特徴”         
  講  師     シチズン時計㈱ 科学応用担当課長 赤尾 祐司 氏
<菊野講師のコメント>
2017年発表した朔望の特徴、和時計 改の受注モデル2点の製作過程等を写真と動画で詳しく解説し、お話したいと思います。
<赤尾祐司氏環境大臣賞受賞記事から>
時計は時をしる為の道具として生まれた。初期は機械式時計が主流で、定期的に
時刻修正を行い使用してきた。後に、電子式時計が開発され、精度が大幅に向上した。更に量産技術も進み多くの時計が生産される様になった。近年では、ファッションに合わせた様々なデザインの時計の他、精密加工技術の進歩によって小型化した時計の中にセンサーを付けたダイバーウォッチなども販売され、時計は便利な生活必需品へと進化した。しかし、精密加工技術や電子技術が進歩する中で時計を動作させる為の潤滑油は、大きな進歩がなかった。従来の時計用潤滑油は時間と共に劣化が進み動作不良を起こすことがあり、最終的に停止することもある。この現象により、電池寿命短くし電池を浪費させたり、時計を廃棄したり、場合によっては使い捨て前提の時計も販売された。時計は年間12憶個生産されており、全世界で販売されていることを加味すると環境負荷として無視できないと考えられる。
当社では、このような問題を解決し長寿命化を実現できる潤滑油の開発を行ってきた。潤滑油の劣化状態は、ゲル化、蒸発、部品への浸透や腐食などがある。この劣化が発生すると摺動抵抗を増大させ電池寿命を著しく短くする。我々は、この現実を踏まえて3から5年でメンテナンスを行ってもらうよう案内をしている。メンテナンスでは、停止した時計の内、潤滑油の劣化に起因するものも少なくない事が判っている。止まらない時計を提供するには、新たに時計を設計する方法があるがこの方法では環境対策を幅広く実現できない問題がある。しかし、潤滑油を改善すれば生産している全ての時計はもちろん、過去に販売した時計にも潤滑油を差し替えることで技術導入が出来る。また更に時計業界全体に波及させることも可能である。本開発ではこのような理由から潤滑油を開発することとした。

9月 例会予告
課題「カシオ時計技術講座」講師 大平 啓喜 講師
課題・講師 未定
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